性行為でコロナに感染する？
性行為でコロナに感染する？
セックスをする際によく疑問視されるのは、「性行為でコロナは感染するのかどうか」という点。
2020年4月に中国で行われた研究では、コロナ感染者の精液からコロナウイルスが検知された報告があります。
ただし、これはウイルスの遺伝子が見つかっただけであり、ウイルスが精液内で増殖しているわけではありませんでした。
また、女性の膣粘液からはウイルスが検知されませんでした。
以上のデータからは、一見「セックスでコロナは感染しない」という結論が導き出されるようにも思えます。
しかし現状では、まだ研究例が少なすぎるため具体的な結論が出ていません。
つまり、性行為でコロナに感染するかどうかは、「人やタイミングによる」としか言えないでしょう。
セックスで感染する確率は？
中国の武漢では、コロナで重症化した女性35名を対象とした研究が行われました。
その研究によると、「セックスをすると、42.9%の確率で相手に感染させていた」というデータが出ています。
ただし前述のとおり、「セックスをしたから感染した」とは言い切れません。
生殖器同士の接触によって感染したというよりも、飛沫や便への接触により感染している可能性の方が高いでしょう。
セックスをすると濃厚接触が避けられないため、結果として感染させてしまうということになります。
以上の理由から、セックスをするとコロナに感染するリスクはあります。
そのため、衛生面や体調に気をつけて性生活を楽しむことが重要となるでしょう。
コロナに感染した場合の性生活はどうする？
自分がコロナに感染した場合、もしくはパートナーが感染した場合は、セックスを避けましょう。
性行為によって感染するとは限りませんが、長時間近距離で接触することになるため、感染リスクが高まるのは避けられません。
自治体で定められている隔離期間中は、家族であっても性行為を行わないのがベストです。
パートナーと同居していない場合は、どちらにせよ隔離期間中に会うことはできないでしょう。
しかし、コロナに感染しても隔離期間中に体調が回復し、性的な欲求が抑えきれないこともあります。
そんなときには、オンラインで見せあったりアダルトグッズをプレゼントしたりするなど、いつもと違うアプローチで性生活を楽しむ工夫が大切です。
まとめ：体調がすぐれないときはセックスを避けよう
今回は、セックスでコロナに感染するのか？という議題について解説しました。
現状では、セックによってコロナに感染するのかどうかは、定かではありません。
しかし濃厚接触になるため、感染リスクが高まるのは間違いないでしょう。
コロナに感染していることがわかったら、セックスを避けましょう。
また、体調が優れないときにも避けておくのがベターです。
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コロナに感染した疑いがあるときには、違う楽しみ方で充実した性生活を送ってみましょう。
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